今年の夏はやけに暑いですね。
ワイルド研の室長と秘書も、動物好きが熱くなるであろうイベントに行ってきました。
7月22日、東京の科学技術館にて開催された「博物ふぇすてぃばる」は、ありとあらゆる科学やアートの展示・発表、グッズ販売などで盛り上がるイベントです。
ワイルド研の研究対象である動物だけでなく、数学や化学のグッズも売られていたり、アートの世界で活躍されている方がいたりと、何でもありな感じでとてもにぎやかな会場でした。
事前にネットで調べた情報だと、とても混雑するとのことだったので、せっかちなワイルド研室長は、かなり前に会場に到着する予定を立てました。
10時に開場ということだったので、9時頃には到着するつもりで、早めに家を出ました。
九段下駅から徒歩で会場に向かいます。
途中秘書が、田安門の下で写真を撮りたがり、武道館の横でも撮りたがり、時間が気になるところでしたが、無事に科学技術館に到着しました。
開場するまで暑い中並んで待っていなければならないことを予想していましたが、スタッフの方が入り口脇の部屋に案内してくれて、クーラーの効いた場所でストレスなく待つことができました。
この心遣いは素晴らしい。
部屋の中で列を作って待っていると、スタッフの人が回ってきて、入場料1000円と引き換えにパンフレットを配っていきました。
このパンフレットが入場チケットの代わりになるようです。
チケットを買うために並ぶということをしなくて済んだのも、予想外に嬉しい配慮でした。
このイベントは、土曜と日曜の2日間開催されていましたが、1度入場料を払うと両日とも入れるルールで、私たちが並んでいた日曜朝には前日にも来たのに、もう1度朝から並んでいる方もいました(すでにパンフレットを持っていたのでわかりました)。
すごい気合の人がいればいるもんです。
10時になると、スタッフの方に続いて、並んでいた人たちがゾロゾロと会場に入っていきます。
会場に入ると、とにかく色んなものが目に入って来て、はじめは戸惑いました。
動物、きのこ、虫、変な機械のようなもの・・・
どうやらグッズを売っている展示が多いようです。
展示会場は6つの部屋に分かれていましたが、部屋によってカテゴリー分けがされているわけでもなく、とにかく色んなものがごちゃっと売られているようでした。
最初の部屋でさっそく秘書の興味を惹いたのが、臓器の形をしたアクセサリーです。
Scientific Ideaという理系のデザインのグッズを販売しているお店でした。
秘書はここで、なんと子宮の形をしたブローチを購入しました。
たしかに、これは他では絶対に買えない・・・
作った人の感性も素晴らしいが、購入した秘書の目のつけどころも面白いですね。
巨大なカブトムシの幼虫やニワトリの剥製、何かしらの骨を見ながら、室長もしっかりお気に入りのグッズを選んでいます。
室長が購入したのは、ブックカバーとポストカードです。
ハシビロコウの文庫本カバーは、秘書が見つけたのですが、室長が奪い取るようにして購入しました。
cobatoという雑貨屋さんが出品していたもので、不織布っぽい紙でできています。
印象的なキリンのポストカードは、動物を描いているadoさんという画家さんのものです。
表情が素晴らしい。
日本の絶滅動物クリアファイルは、いきものデザイン研究所さんが作成されたもので、秘書が一目で気に入って購入しました。
かわいいイラストが、科学とこういう風にマッチングするのか、と勉強になります。
このイベントに行こうと言い出したのは室長なのですが、最終的により楽しんでいたのは秘書の方でした。
中国出身の秘書は、「日本人の創造力はすごい!」としきりに関心していました。
また来年も行こうかな。