6月半ばのある日曜日、ワイルド研室長と秘書は、連れ立って雨引観音を訪れました。
雨引観音とは、茨城県桜川市にある雨引山楽法寺というお寺の通称で、クジャクを放し飼いにしていることで有名な場所です。
もちろん室長のお目当てはクジャクたちに会うことですが、秘書には違うお目当てがありました。
敷地内に植えられているたくさんのアジサイです。
それぞれの目的を持って、車で桜川市へと向かいました。
ちょっとだけ山道を登ったあと、雨引観音の駐車場に入ると、いました!
いきなりいました!
立派なクジャクが歩いています。
アジサイをバックに堂々の登場です。
実は、室長は雨引観音に来るのは2度目なのですが、前回はここまで近くでは見られませんでしたので、嬉しい限りです。
駐車場にはなぜか、檻の中に入れられているクジャクと外を歩いているクジャクがいました。
檻の中と外で羽を広げあっていました。
なんともシュールです。
しばらく観察していると、こちらに向かって羽を広げてきました。
すごいアピール力です。
前だけかと思ったら、くるくる回って後ろ側も見せてくれます。
クジャクが羽を広げている時の尻側の図。
そしてまた正面。
たっぷりと見せてくれました。
お寺の門をくぐって、長い階段を登っていくと、その両脇にはたくさんのアジサイが植えてありました。
アジサイは思ったより咲いておらず、少し期待ハズレでした。
時期が早かったのかもしれません。
それでも、立派な花を咲かせているものもあり、秘書はまあまあ満足していました。
お参りを済ませて、敷地内を歩いていると、クジャク以外の鳥にも出会います。
木の上にいる鶏。
スイスイ泳ぐ鴨。
休む鴨。
どの鳥も人慣れしていて、堂々としています。
お寺の敷地内にある階段を山の方へ登っていくと、、、
またいました!
初めに会ったクジャクよりも、頭の上の青いチョボチョボがしっかりついています。
室長が近寄ると、またまた羽を広げてくれました。
しかも、羽を小刻みに揺さぶって、猛アピールしてきます。
あとで思い至ったのですが、もしかしたら、この日室長が緑の服を着ていったため、クジャクを刺激してしまったのかもしれません。
余計なストレスを与えてはかわいそうなので、次行くときは違う色の服を着て行こうと思います。