越谷で鳥と戯れる休日

6月終わりの日曜日、ワイルド研室長と秘書は、埼玉県の越谷市に出かけました。
室長が「ちょっと変わった動物園的なところに行きたい」と言い、
秘書が「アジサイが見たい」と言うので、色々ネットで探したところ、
越谷市にはその両方があることが判明。
早速行ってきました。

まず目指したのは、キャンベルタウン野鳥の森。
ここではオーストラリアの鳥たちに会うことができます。
室長は昔オーストラリアに旅行に行ったことがあるのですが、ペットショップで売っているようなオウムが、普通にそこら辺を飛び回っていて、驚いた記憶があります。

そんなことを思い出しながら車を運転していくと、大きなテントのようなものが見えてきました。
かなり大きく、結構遠くからも見えます。
鳥たちが自由に飛べるように、空に突き出しているのでしょう。

到着するとさっそく中に入ります。
室長はせっかちなので、開園と同時に入ります。
この施設で驚くのが、入園料の安さです。
大人100円、小・中学生30円
気軽にいつでも来られますね。

安いからといってあなどってはいけません。
一歩中に入ると、日本ではまず見ることのできない珍しい鳥にたくさん会うことができました。
ケージの中で飼われている鳥もいますが、ほとんどの鳥は巨大なテントの中で放し飼いになっているので、間近で鳥たちを観察できます。

入るとまずお出迎えしてくれたのが、
オーストラリアイシチドリ

けっこう近くまで近寄っても逃げません。
飼育員さんにも懐いているようでした。

餌箱の上にオカメインコ

木の幹をガリガリかじるオカメインコ


顔つきがおもしろいミカヅキインコ

しきりにお辞儀のような動きをして何かをアピールするレンジャクバト

動きが素早いのでなかなか写真を撮らせてくれないキンカチョウ

木の中に隠れてこちらを見てくるキンショウジョウインコ


けっこうなサイズ感のブロンズトキ

仲良しウスユキバト

一周して戻ってくるとオーストラリアイシチドリが相変わらず入り口付近で待っています。

全種類写真を撮ることはできませんでしたが、ワライカワセミの笑い声を聞けたり、インコたちがすぐ近くを飛んでいく姿にビビったりできたので満足でした。


園の出口の脇にいたワラビーの写真を撮って、キャンベルタウンを後にしました。

この時たしかまだ11時前だったと思いますが、とにかくせっかちな室長は先に昼ご飯を食べてしまおうと、山田うどんに入りました。

食べ終わったのが12時頃。
次の目的地、花田苑に向かいました。
キャンベルタウンのすぐそばのはずなのに、カーナビになぜか遠回りな道を案内されて到着しました。

花田苑というのは、一般人も入れる大きな日本庭園です。
季節の花々が植えられていて、今回秘書のお目当はアジサイでした。
ここでも驚くべきはその安さ。
なんとここも1人100円で入れました。


ここも安いからといってあなどることなかれ。
立派な庭園です。
そしてかなり広い。

池に浮かぶハスの花

秘書が見たかったアジサイも含め、キレイな花もたくさんありました。
でも室長はどうしても動物に目がいきます。

庭園の真ん中にダイブして行く鳥がいました。
コアジサシのようです。


上空を旋回しながら池の中にいる何かに狙いをつけるコアジサシ。

ダイブ!

やっぱり動いている動物を撮影するのは難しいですね。

遠くの植え込みにオナガを発見。

この庭園内ではオナガの声がかなり聞こえてきたので、巣があるんじゃないかと思っていました。

オナガを探す室長

庭園内を歩き回っていると、高い木の上にオナガの子供をたくさん見つけました。


オナガといいながら、子供は尾が長くない

巣からはもうすっかり出てきているのに、親がエサを持ってきてくれるのを待っていました。

親がエサをとって帰ってくると奪い合いになります。
子供を育てるのは大変ですね。

半日の越谷滞在でいろんな鳥を見られた1日でした。